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Dance Environment Project

CIMJ5th contact improvisation meeting japan

日時:2012年1月6日[金]− 9日[月・祝]
場所:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール リハーサル室(滋賀県大津市)

「触れる、感じる」を基本とする身体技法「コンタクト・インプロヴィゼーション(*以下CI)」は、ダンサーが基本的な技術として身につけるだけでなく、[演劇][音楽][アート][建築]など表現活動を行なう人々や、[教育][医療][福祉][セラピー]など身体コミュニケーションについて考える人々などから関心が集まっている身体技法です 。CIMJでは、CIをダンスのスキルとしてだけでなく、様々な分野との協同作業の〈場=ミーティング〉と捉え、参加者や多ジャンルの実践者、クリエイター、ゲストとともに、一緒に作っていくワークショップです。様々な人の〈まなざし〉を通して「ふれる」とは? 生きるとは? コミュニケーションとは? ダンスがどうあるべきなのか? 身体の知恵と創造力を学び、新しい年を迎えましょう。

コンタクト・インプロヴィゼーション

60年代のアメリカで生まれた身体技法。「『ふれる』=コンタクト」という簡単で本質的な身体コミュニンケーションを基礎としながら身体への理解を促し、それぞれ異なる身体との出会いからムーブメントを作り出していきます。 子どもの遊びにも似たルールに基づいた集団でのコミュニケーションや、武道にも通じる重心や気のやりとりまで、様々な深さ、広さで自分や他者との対話を楽しむことができます。
主催:
文化庁 平成23年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
企画運営:
京都の暑い夏事務局
共催:
公益財団法人びわ湖ホール
ディレクション:
坂本公成
宣伝美術&WEB:

Program

Care ①ボディ・ケア 10:30−12:30 全4回

鹿島聖子(ダンサー、写真家)×森裕子(ダンサー、振付家)

ふれる、ころがる、もたれる…シンプルな動きを使って、自分の身体/他者の身体を聞いていきます。あるときは自分ひとりで、ある時は相手とともに動いていきます。今まで気づかなかった体の可動性や意識をみつけて、新たな視点を持ってみます。コンタクトを基礎からもう一度振り返ってみたい経験者にもおすすめです。講師2人のワークに対するダイアローグもお楽しみに。

Research ②リサーチ 13:45−15:45 全4回

高嶺格(ヴィジュアル・アーティスト)×坂本公成(振付家)

C.Iの指導者として豊富な経験を持ち、サイト・スペシフィックな作品やワークショップを展開する振付家の坂本公成と、ヴィジュアルアートから舞台美術、舞台演出まで幅広く手がけるアーティストの高嶺格による、「現在形(いまの)身体についての関心」にもとづいて行なうリサーチワーク。

Creation ③振付・製作 16:00−18:00 全4回

じゅんじゅん(ダンサー、振付家)× 森井淳(ダンサー、振付家)

ふたりの振付家の世界の見え方/つくり方を学びながら、CIから生まれるムーヴメントや、発想を用いてパフォーマンスへとつなげていきます。人を見て、その人と目が合う瞬間、何か触れあった感じがしませんか?コンタクトはそんなところにも潜んでいます。動きや仕草、そして感情を積み上げ時間を組み立てていきましょう。単純なモチーフをそれぞれに発展させお互いに見合い、フィードバックを行いながら創作の過程を実践していきます。


Meeting program18:30−19:30 全4回

さまざまな活動を行なっているゲストを招き、CIやダンスを通してそれぞれの専門領域や現在の環境をとらえる小さなトーク。
ホスト:坂本公成

「災害復興と身体表現」

ゲスト:佐東範一(JCDN)× 樋口貞幸(アートNPOリンク)

東日本大震災後、被災地での芸術による復興支援や芸術家による被災者のケア、被災した芸術家の支援などに取り組むNPOのおふたりをお招きし、現地の様子や活動報告をもとに、表現や身体が災害においてどんな役割を担えるのか、またこれからの社会の中での可能性を考えます。

「ダンスとデザインからの生存学」

ゲスト:服部滋樹(クリエイティブ・ディレクター)× shin-ya b.(ドラマトゥルク)

3.11後わたしたちの世界への視点は大きく変わりました。ここでは、デザイン、アート、ジャーナリズム、プロダクトデザイン、ドラマツルグ、農業etc…さまざまな領域を超えて活動するおふたりから、「生存」をテーマに多岐に渡る活動の源泉と現在の関心について伺います。

「うそついたらあかんで」

ゲスト:坂本公成(振付家)× 高嶺格(ヴィジュアル・アーティスト)

2011年、大規模な個展「とおくてよくみえない」が全国を巡回した高嶺格。今回はじめてCIMJのワークショップ講師として招聘します。近年は舞台演出も行うなどますます活動の領域を広げる高嶺の作品観、思考を辿ります。

クロストーク

ゲスト:ワークショップ講師

最終日は、ワークショップの講師との対談。今回のプログラムの振返りとともに、さまざまな背景を持って集まった講師それぞれの作品世界や、ダンス・身体への視点を参加者とともにクロスさせていきます。


Lecturer

ワークショップ講師

森 裕子(京都) Yuko MORI

Monochrome Circusダンサー。'93〜98年、スーザン・バージ率いるMatoma France-Japonにダンサーとしてアヴィニョン演劇祭、モンペリエダンスフェスティバル等、数多くの国際的な舞台に立つ。ダンスを出前する『収穫祭』で老人ホーム、保育園、路上、美術館など様々な場所でのパフォーマンス経験を積む。CIや「身体への気づき」のワークショップの講師を多数務め、踊ることの根源的な楽しみを伝えたいと願っている。

鹿島聖子(東京) Shoko KASHIMA

コンタクト・インプロビゼーション・グループC.I.co.。ダンスアーティスト、写真家。2002年文化庁在外研修でニューヨークへ。公演活動やピラテス指導資格取得、2004年に帰国。2005年にC.I.co.のメンバーとなり、勝部ちことコンタクト・インプロビゼーション(CI)の活動を始める。イスラエル・CIフェスティバル、欧州CI会議、韓国・台湾・マレーシア・日本のインプロアートエクスチェンジ等で、独自のCIを紹介。保育園・幼稚園〜大学院、公共施設等でワークショップ活動、CIフェスティバル開催等を行っている。フォトグラファーとしても幅広く活動。
http://www.ci-jp.com
http://www.shokokashima.com

坂本公成(京都) Kosei SAKAMOTO

ダンスカンパニーMonochrome Circus主宰。近作に、オーディンエンスが商店街でダンサーを探す作品『ダンサーを探せ!!』(別府現代芸術フェスティバル2009『混浴温泉世界』)、6歳から80歳以上の市民150名が生オーケストラの演奏で「シベリウス交響曲第2番」を踊った『オーケストラで踊ろう!!』、クリエイティブ集団grafとのサイトスペシフィック作品『直島劇場(瀬戸内国際芸術祭2010)』、家具と身体の問答『TROPE』などがある。2012年春には、フィンランドに滞在し現地ダンサーと作品創作予定。
http://www.monochromecircus.com

高嶺 格(滋賀) Tadasu TAKAMINE

1968年生まれ。個人作品としてビデオやパフォーマンス、インスタレーションなどの作品を、国内外の多くの美術館/アートフェスティバルで発表する傍ら、ダンス作品やオペラの舞台美術、または音楽家とのコラボレーションなども数多く手掛ける。93年から97年までダムタイプのパフォーマーとして3作品に参加。近年は自身の演出する舞台作品も手がけ、美術との横断的な活動が注目を集めている。

じゅんじゅん(東京) Jun-Jun

マイムカンパニー水と油のじゅんじゅんが水と油活動休止後のソロプロジェクトとして2006年設立。舞台表現における観客と作品の関係を科学になぞらえ、『科学の視覚化』を掲げ、既存のダンスやマイムにとらわれない作品を目指してソロを中心に外部振付けやアンサンブルの作品も製作。ダンスやマイムをはじめとするフィジカルシアター普及のためのWS活動も全国各地で盛んに行う。平成22年度文化庁海外研修員として渡独し11月に帰国したばかり。
http://www.junjunscience.com

森井 淳(大阪) Jun MORII

ダンサー、振付家。LABAN CENTRE LONDONにてPDDS取得後、同センターの「Transitions Dance Company」に所属。 英国内外のツアーにて計36公演のパフォーマンス&ワークショップを行う。その後、オランダやイギリスでダンサーとしてカンパニーに所属。帰国後、振付/演出の相原マユコらと共に『j.a.m.Dance Theatre』を結成。 関西を中心にコンテンポラリーダンステクニッククラスやワークショップの指導にも積極的に取り組む。
http://www.jamdt.com

ミーティングゲスト

佐東範一(京都) Norikazu SATO

NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)代表 1980年舞踏グループ「白虎社」の創立に参加。以後94年の解散までの国内公演、海外ツアーにて舞踏手兼制作者として活動。96年NY、ダンス・シアター・ワークショップにて1年間のアートマネージメント研修。98年から3年間の準備期間を経て、2001年NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)を京都にて設立。「踊りに行くぜ!!」をはじめ、日本全国にて社会とダンスをつなぐ様々な活動を行っている。
http://www.jcdn.org/

樋口貞幸(京都) Sadayuki HIGUCHI

1976年、生まれ。成安造形大学日本画専攻卒。1999年、ARTS STAFF NETWORK 設立。ART COMPLEX 1928の立ち上げに参加(〜2003年)。2003年、第1回全国アートNPOフォーラムin神戸の事務局を担当、2005年アートNPOリンク発足と同時に事務局長に就任。現在、NPO法人アートNPOリンク常務理事を務める傍ら、NAMURA ART MEETING '04-'34事務局などを兼務。フリーランスのアートアドミニストレーターとして活動している。
http://arts-npo.org/
http://www.namura.cc/art-meeting/

服部滋樹(大阪) Shigeki HATTORI

クリエイティヴ・ディレクター。graf代表。1998年大阪、南堀江にショールーム“graf”をオープン。2000年“decorative mode no.3”設立。同年、中之島に移転し、“graf bld.”を設立。オリジナル家具の企画・製作・販売、店舗・住宅・建築設計、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、ブランディングに至るまでプロジェクトごとに幅広い活動を行っている。
http://www.graf-d3.com

shin-ya.b(東京) shin-ya.b

ドラマトゥルク、メディアアート・アーティスト。風倉匠と旅をして過ごしたのが、ダンスとの出会い。風倉が死去した後、自身でもダンス作品を作り始めた。メディア的活動として、福岡ユタカとの音楽活動「Yen Calling」、山中透とのインスタレーション作品群、深沢直人デザインのテレビの為に制作された映像、ナガオカケンメイが編集長を務めるデザイン雑誌「d design travel」などがある。テンプル大学ジャパンキャンパス アート学科准教授。

Access


滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール リハーサル室

http://www.biwako-hall.or.jp
滋賀県大津市打出浜15-1 TEL 077-523-7133

[ご注意] 会場へは楽屋口(1Fロータリー奥)からお入りください。
[JR]
琵琶湖線「大津」駅より徒歩約20分/バス約7分。
または「膳所」駅より徒歩約15分
[京阪電鉄]
「石場」駅より徒歩約3分